ダイエット食品試飲会 目的
いま、”おいしいダイエット食品”を探す目的

ダイエットブーム、ロハスブーム、オーガニックブーム、脱・メタボブーム…。テーマにこそ多少のトレンドはあれど、健康志向が世の中に広がってからというもの、そのブームはいまだ衰えを知りません。とりわけ“スリム=健康=美”という方程式にはゆるぎない支持があり、いまや“痩せ”という言葉やイメージは、老若男女問わず誰もが引き付けられるキーワードとなりました。それを顕著に表しているのが、ダイエット食品と銘打った商品群の存在です。ローカロリー食品、一食置き換え型食品、サプリメントなどありとあらゆるタイプのダイエット食品が店頭に並び、またその売り上げも年々増加の一途をたどります。ダイエット食品購入における消費者の購買動向だけを見ても、その関心の高さが伺えます。手軽に購入できるダイエット食品を利用し、おいしく栄養補給をしながら目指す体型を手に入れることができたなら、消費者にとってこれほど有益なアイテムはないでしょう。

「食品」でありながら「美味しさ」を軽視 ダイエット食品の現状を考える

しかし、そのようなダイエット食品を開発・販売する各社の傾向をみると、ブランド同士の競争の基準は、多くが栄養分やカロリー部分に設定されている現状があるようです。実際にダイエット食品に対するイメージを20代〜40代の女性に伺うと、「おいしくなさそう」、「ダイエットが目的だから、おいしくなくても仕方がないのでは」、「続けようと思っても、味の面で挫折することが多い」という回答を得ることができました。ダイエット食品は“食品”である以上、各社は“味”、“おいしさ”の面にもさらに着目し、消費者が本当に求めるダイエット食品を、消費者が本当に続けられるダイエット食品を、これからのダイエット食品のテーマとして求めていかなければならないのではないか、という考えから、本企画の構想はスタートいたしました。

「痩せたいから続けなくちゃいけない」ではなく 「美味しいから続たい」ダイエット食品であってほしい

今回調査に携わりますフードアナリスト協会は、“食の専門家”としてカテゴリーに拘わらず、食に関するリサーチおよび分析を行なっております。


今回は、成長するダイエット食品の中でもそれを一つの食事としてみなす、またダイエット食品の中で最も“継続”が求められる一食置き換え型の「ダイエットシェイク」の味と質について、100名のフードアナリストを招いてブラインドリサーチを行いました。本リサーチの結果をより多くの消費者およびブランド各社に知っていただくことで、商品がより良く改善され、奉仕者の選択基準の一助になることを願っています。

ダイエット食品試飲会のルール

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■ 審査方法 審査する商品はストロベリー味とココア味の2種類。ストロベリー、ココアともにそれぞれ違うメーカーから発売されている5商品を用意し、メーカー名・商品名は伏せた「ブラインドテスト」を行う。所定のアンケート用紙に(1,2,3,4,5)の5段階評価を記入。


■ 審査員 食の専門家100名(フードアナリスト、ソムリエ、栄養管理士など有資格者)

■ 審査対象商品 店頭販売・通信販売による上位売れ筋商品トップ5。一般に購入できるものを対象としており、ネットワークビジネス販売などの商品は対象外。
審査する味の種類は、審査対象商品を販売する全メーカーが提供しているストロベリー味、ココア味の2種類。
審査対象商品のカテゴリーは、ダイエットドリンクに代表される1食置き換えダイエット食品を対象とし、ゼリー、シリアル、サプリメントなどは対象外。

■ 調査商品メーカー アサヒフードアンドヘルスケア株式会社、株式会社アドバン、サニーヘルス株式会社、株式会社DHC、ヤクルトヘルスフーズ株式会社 ※50音順

アンケート用紙の記入方法

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調査していただく項目は「美味しさ」、「香り」、「舌触り」など10項目となっております。各欄に、試飲した結果を数字でご記入ください。5段階評価となりまして、悪いほうから順に1(最悪)、2(悪い)、3(普通)、4(良い)、5(最良)でご記入ください。最後の総合評価ランキングをつける際のみ、第1位から5位までの順位を数字でご記入いただきます。

ダイエット食品試飲会対象商品の紹介

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今売れている人気TOP5が調査対象
シール 商品名 企業名 特徴
マイクロ
ダイエット
サニーヘルス株式会社 販売実績1億3000万食突破!
ダイエット食品9年連続売上第1位!
スリムアップ
スリム
アサヒフードアンド
ヘルスケア株式会社
全ての女性の“スリム&キレイ”を
サポートします!
パーフェクト
ダイエットプロ
株式会社アドバン すぐに痩せたい!きれいに痩せたい!
そんな方から選ばれる美容液ダイエット
シェイク
プロテイン
ダイエット
株式会社DHC 4つのタイプが選べる、
おいしいおきかえダイエット
リエータ ヤクルトヘルスフーズ
株式会社
ダイエット時の食事として、カロリーと
栄養バランスをコントロール。
さわやかな甘みとフルーティーな味わい
フードアナリスト協会理事長のあいさつ

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いま、「ダイエット」、「ローカロリー」、「美容効果」を謳った食品って多いですね。今回の試飲会の対象はこのダイエット食品なのですが、なぜいま、ダイエット商品の「味」を調査するのか。たくさんの商品が出ているし、売れているんだからそれでいいじゃないか。そんな意見もあるかもしれません。しかしダイエット食品が「食品」と銘打っている以上、あくまで食べ物なんです。食べ物ならばやはり美味しさを一番に考えなくてはいけない。食べた人が幸せになるような味でなくてはならない。我々はそう思うんです。現在ダイエット食品を購入する人は何を基準に商品を選んでいると思いますか?「これは痩せそう」、「これはカロリーが低くておなかにたまりそう」。正直、「美味しそう!」とダイエット食品を選ぶ人は少ないと思います。でもみなさん考えてください。いくらローカロリーで手軽でも、美味しくないものを毎日食べたいですか?そのダイエット、続くと思いますか?「継続」こそダイエットに一番必要な要素です。実はその鍵を握るのは、「美味しさ」なんですね。

今回の調査依頼が私のところへきた際に、私は主催企業に対し「この調査は、一つの商品を持ち上げるための出来レースではないのか?」という質問をしました。すると主催企業は、「違います。この試飲会は、フェアなジャッジをしていただき、現在の実態を知りたいからこそフードアナリスト協会に依頼したんです。どのような結果がでても、それを事実として公表します」、こう言ったんです。ならば喜んで協力いたしましょう、ということになりまして、本日の試飲会が実現しました。この試飲会の実施にあたり、そんな背景があったことをみなさんにお伝えしておきます。

食のスペシャリストであるフードアナリストのみなさん、今日は目で、舌で、鼻で、五感の全てを使ってチェックし、ダイエット食品の中にある美味しさを探してみてください。そして、得た味覚情報をしっかりとお伝えください。その結果がより美味しいダイエット食品の製品開発につながり、ひいては社会貢献となることを切に願っています。

ダイエット食品試飲 試飲中の様子

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Q.これまで、一食置き換え型ダイエット食品を利用したことは?

Q.試飲会に参加するに当たって、どのような気持ちですか
ダイエット食品に興味があったので、
楽しみです。
おいしくないという印象があるので、
不安です。
一度に数種の商品を比べられる機会は
なかなかないので楽しみです。
これだけ多くのフードアナリストが
一堂に会することも珍しいので、貴重な体験。
皆さんのご意見も聞いてみたい。
試飲会、試食会はこれまでいくつも参加しているが、
ここまで大規模なものは珍しい。
リサーチ内容はもちろん、
フードアナリスト同士の和も広がるのでは。
ダイエット食品試飲会 フードアナリストのコメント

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「ダイエットドリンク」に対するイメージは、正直不安感が大きかったです。ですので今日はその不安感を払拭できるかもしれないと、楽しみにしていました。初めて口にしましたが、全体的に心配していたタンパク質臭さや、飲みにくさは想像していたよりも強くなく、飲みやすいと感じました。印象に残っているのは、青シールのショコラ味。どろりとしているうえにココアの甘みも風味も感じられず、びっくりしました(笑)。


また黄色シールのココアは、濃厚なココアの風味にオレンジピールの香りもプラスされていて、本格的なココアドリンクに近い味わいでした。もっとも「美味しい」と感じたのは、赤いシールのストロベリー味。ほどよい酸味とストロベリーの種でしょうか、粒々感があってフレッシュジュースのようでした。機会があれば、このようなダイエットドリンクを利用するのもありだ、と感じました。


ストロベリー味よりもココアのほうが、タンパク質臭さを消すのが難しい印象を受けました。ストロベリーは甘さと香りであまり違和感なく飲めるものが多かったように思います。特に白いシールと赤いシールのものは、ジュースとして飲んでもいいな、と思いました。


逆にココアはどうしても粉っぽく、穀物のようなにおいが気になるものが多かったです。特に青いシールのものは、毎日たっぷりの量を飲むには少々厳しいかもしれない、というのが正直な感想です。ただし、赤いシールのココアは「ぜひホットでも飲んでみたい」と思うほどおいしく感じました。好みが分かれるところだと思いますので、「この商品でダイエットしよう!」と決める前に、飲み比べをしたほうがいいですね。


数年前にダイエットドリンクでダイエットに挑戦したことがあるんです。ドラッグストアで「一番売れている!」と書かれていたものを選んだのですが、とても飲めたものではありませんでした(笑)。ダイエットドリンクは手軽なだけで、そこに美味しさを求めてはいけないんだと痛感しましたので、今日の試飲会も正直おそるおそるでした。


ところが今日試飲させていただいたドリンクの多くは、ストロベリー味はストロベリードリンクの味がしましたし、ショコラはショコラドリンクの味がしました。ずいぶんと美味しくなっているんだな、と驚きましたね。とはいえ中には首をかしげてしまうようなものもあって、実際に購入する際はしっかり吟味して選ばないといけないと感じました。


多少の不安感はありましたが、全体的に楽しく試飲をすることができました。同じダイエット飲料の、同じフレーバーといってもメーカーによってこんなにも個性が異なるのかと驚きました。「これは絶対無理」というものもあれば、「これなら大丈夫、利用したい」と思えるものもありましたが、試飲ができない、クチコミやメーカーの売り文句だけを頼るしかない消費者は一体どのようにおいしいダイエット食品を探せばよいのか?


という点が今後の課題として挙げられると思います。我々フードアナリストのように比べる機会に恵まれた者に、正しい情報を世の中に発信する義務があるのでは、と思っています。