食・食文化を体系的に学び、単に味覚だけでなく、レストランの内装・サービスや料理の歴史・レストランの法律・経営まで、総合的に段階的に学び、レストランそのものから食品・食材を分析・評価する知識と教養を身につけた、食・食空間を分析・評価する専門家です。レストランや料理飲食店に行って、利用者の立場で実際に飲食サービスを受け、料理の評価だけでなく、サービス、安全性、雰囲気を総合的に評価し、「1つ星」から最高で「5つ星」までの格付けをしたり、推奨飲食店を主にインターネット上で公開します。その他、新商品や加工食品のモニタリングをして実際に使用したレポートなどをブログなどのメディアに掲載していきます。
1級講座では、繊細な味覚の特徴や違いも、味覚テストを通じ体験していきます。
フードアナリストとして学ぶ食の分野は、大変幅広く、食の専門学校や大学で学ぶカリキュラムでもなかなか学べない幅の広いものです。
生産者と消費者をつなぐ幅広い知識を身につけたフードアナリストには、食に関する様々な分野での活躍が期待されています。
現在アジア最大のショッピングセンターのプロデュースや大手食品会社の商品開発・販促プロモーションのアドバイス、飲食店のサービス改善に必要なミステリーショッパーやレストランの衛生調査員、雑誌・専門誌での記事の執筆、カルチャーセンターでの講師等活躍の場が広がっています。
食の専門家であり消費者サイドの視点を身につけたフードアナリストには多くの分野で注目されています。
現在、食に興味のある方から、食にかかわる専門の方まで幅広く学習されています。
唐辛子の稲穂とミモザの葉で作られたリースです。唐辛子は“食”にかかわる人たちの熱き心と思いを、稲穂は学習する心と謙虚な気持ちを、ミモザの黄色の実は、協会会員たちのキラリと光る個性を表わします。そして輪(リース)は、会員たちの心がつながり、1つになった状態を表わしています。
当会指定のカリキュラムを修了、または当会検定試験に合格し、入会手続きをして日本フードアナリスト協会認定フードアナリストの会員となると、ロゴマークの使用とともに協会認定「フードアナリスト」を名乗ることができます。資格取得後も食の様々な分野で多くの方が活躍されています。
左の商標は、一般社団法人 日本フードアナリスト協会の登録商標です。フードアナリスト資格認定要件と更新要件を満たしている者のみが使用を認可されています。
日本フードアナリスト協会認定者ロゴマークは、認定者以外の使用は認められていません。また認定者であっても、認定者の会社名やロゴの一部として使用することはできません。
日本国内におけるフードアナリスト商標の使用権は、日本フードアナリスト協会が認定しています。したがって、当協会は、その使用について管理・監督・是正する義務も負っています。
1級以上の検定試験については、リアルな味覚を問う試験もあります。
レストランで食事をするということは、ただ空腹を満たすための行為ではありません。それは、大切なお客様へのおもてなしであったり、お祝いの席であったり、日々の労をねぎらうためおいしいものを戴くという癒しの場であるかもしれません。見知らぬ土地でより確かな情報を知りたいと思ったとします。あなたならどちらを選ぶでしょうか。通りすがりの人。その土地の地図とガイドブック。
大半の人が迷わず後者を選ぶでしょう。たまたま目の前に現れた人一人よりも、多くの専門家達によって作られた知恵の結晶の正確な地図とガイドブックが、どれだけ見知らぬ土地で役に立つか想像に難いはずです。今の日本の外食レストラン産業はまさに多くの人にとって「見知らぬ土地」というべきでしょう。
新名所といわれるところに次々にオープンするレストラン。老舗店であっても、名店であればあるほど、伝統を守りながらも時代の空気と共存しながら常に進化し続けている事実もあります。それは変わり続ける美しさと、変わらない清らかさが共存する空間でもあります。こういった情報は一般消費者に常に求められています。巷に溢れるレストランガイドブックやレストランガイドのサイトなどで、いかに必要とされている情報であるかをうかがい知ることができるでしょう。
これだけ外食が細分化され、注目を浴び、求められている中、日本でも確かな判断基準に基づいた、客観的な指標となるものがそろそろ現れてよいと思います。それも日本人が日本人のために作った指標となるガイドブックです。一個人の味覚や情緒的・感覚的な価値基準に基づくレストランガイドブックだけでは、もはや時代のニーズに追いつけなくなりつつあります。調理、栄養学、フードコーディネート、テーブルコーディネイト、インテリア、ホスピタリティなどのあらゆる角度から体系化した食に関する知識を習得した者、すなわち「フードアナリスト」によるレストランの格付け情報の提供が、レストラン側と一般消費者側の確かな架け橋になるであろうと確信します。そうした時代のニーズを受けて、フードアナリストは食・食空間を評価・分析する日本で初めての資格として誕生しました。
「食べることが好きだ」
「外食産業に携わっている」
「がんばっているレストランを応援したい」
「ホスピタリティ溢れるサービスに感謝と尊敬の気持ちを感じていたい」
「料理飲食店の素晴らしい雰囲気を楽しみたい」
「すばらしいレストランについての情報を発信したい」
近年、「食」の担い手としての専門職がいくつか誕生しているが、昨今、食・食空間を評価・分析する「フードアナリスト」という専門職が脚光を浴びている。フードアナリストには、初級、4級、3級、2級、1級、特級の6段階の資格があるが、それぞれの階級に応じたミステリーショッパー(覆面調査員)として店舗調査や雑誌や新聞、ミニコミなどに掲載する飲食店への取材活動など、食ジャーナリストとしての活躍、また、ポータルサイトの構築・運営、食・食文化のコミニュテイの構築・運営、飲食店の広告・PR活動などが期待されている。最も主な活動は、レストランなどの飲食店に行って、利用者の立場で実際に飲食のサービスを受け、その店と料理を総合的に評価し、格付けをするというものである。
フードアナリストは、広く一般の方々にも資格取得の道が開かれていて、「食」に関する幅広い知識・教養を身につけ、豊かな「食・食文化」に関する啓蒙活動を行うとともに、広く外食産業の地位向上、「食」に関する国民意識の向上に貢献することを目指している。
「21世紀は感性の時代である」という旗印の下に、2000年『日本感性工学会』が創設されたが、フードアナリスト協会が『五感で楽しむ食』という入門書を出版されていることはまことに素晴らしい。感性は人間が持つ感覚・知覚の機能や特性であり、それによって情感や感動が振起される。食に対する感性は食を構成する総合的な成果と、それを評価する人間の内的基準のレベルとの対応である。フードアナリストは常に自らの感性を磨き、自らを向上させていただきたい。
「食の営み」は生きとし生きるのものすべてに与えられた「生の営み」であり、人間にとって「食」は生理的意義をもつ縦糸と精神的意義をもつ横糸の織りなす「人間学」の原点でもある。おいしく食べるということは、文化現象の一つであり、どのような食べ方をするかは、それぞれの地域や民族によって異なっているが、食嗜好や食習慣を形成する過程でその背景になっているのが食の思想である。人間の食の営みには、法則性を生かす科学性と表裏一体である美の創造・表現という芸術性が大切である。食べることの理念を古今東西の「食の名著」をひも解いて、自らの教養を高められることも期待したい。